~ 被災地へボランティア ~ 山本 貴史

 震災から2ヶ月経って何かしてあげたいという思いから、5月24日にカレー学会のメンバー

と氷見ロータリークラブのメンバー総勢34名で、宮城県亘理郡山元町へ炊き出しに行って来ました。行きも帰りも車中泊の強硬スケジュールでしたが、被災者の方に氷見カレーと焼肉をお出しすると、「おいしい。米もおいしい。」と喜ばれ、肉やサラダのお代りもされました。炊き出しは、4箇所で合計200食が配膳されました。体育館やテントでの共同生活は、ストレスが溜まりたいへんそうでした。でも、「おいしい」と笑顔で言われると何かほっとし、もう少し頑張ってと思いました。被災地の視察はテレビで見ていた以上に悲惨で広大な海岸沿いの町がガレキの山となっており、骨組みだけになっている家や基礎しかない住宅地、あちこちに散乱している車、ガードレールは紐のようにくねくね折れ曲がり、想像を絶する津波の恐ろしさを目の当たりにしました。 たった一日しかいない私たちは、ずーっとこの被災地で生活しなければならない住民の皆さんのことを思うと悲痛でたまりませんでした。一日も早い復興を願うばかりです。

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